MOTDとはlinuxのログイン時に表示されるメッセージのことです。
Message Of The Dayの略で、ユーザへのメッセージ用に使ったりもします。
AWSの「Amazon Linux」の場合、どうやってやるのでしょうか?
ここを変更したい時のお話です。
通常は、/etc/motd を書き換えれば変更が可能です。
root権限で書き換えてあげましょう。
ただ、ここを変更しただけだと、OSを再起動すると元のMOTDに戻ってしまいます。
それは、motdのファイルをよーくみると、シンボリックリンクがついています。
[html]
# ls -la /etc/motd
lrwxrwxrwx 1 root root 25 5月 10 05:02 2013 /etc/motd -> /var/lib/update-motd/motd
[/html]
と、 /var/lib/update-motd/motdがアップデートされていると分かります。
その根源はと言うと、
「/etc/update-motd.d/」ディレクトリになります。
※ ちなみに、ceontOS系やこのAmazonlinuxで/etc/motd.tailは関係ないです。
※ 下手に触ると起動できなくなるので気をつけましょう。
[html]
# ls -la /etc/update-motd.d
合計 20
drwxr-xr-x 2 root root 4096 9月 9 10:45 2013 .
drwxr-xr-x 72 root root 4096 9月 9 11:48 2013 ..
-rwxr-xr-x 1 root root 334 9月 9 10:45 2013 30-banner
-rwxr-xr-x 1 root root 134 1月 23 08:47 2013 70-available-updates
-rwxr-xr-x 1 root root 2103 1月 23 08:47 2013 75-system-update
[/html]
このディレクトリにあるフォルダが順に読まれて行きます。
30,70,75というように。
よって、今回は30〜〜〜のファイルを修正をかけました。
これでOSを起動してもMOTDは変更したもののままです。
参考 https://coderwall.com/p/hr_9pw