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EC2からのメール送信には、解除申請とDNSの逆引きの登録申請が必要です。




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AWSで、メールを送信する機能を構築する場合、以下の3つの種類から方法を選ぶことになります。

AWSからのメール配信の選択肢

1.  EC2上にMail Transfer Agent (MTA)を構築して配信
2.  Amazon Simple Email Service (SES)の利用
3.  外部Email配信サービスの利⽤

引用:AWSからのメール送信

この3つからどう選ぶのかというと、こちらも引用でこの2点になります。この条件で、1,2,3の選択肢が変わります。

・Bounce処理の有無
・日本の各携帯キャリアのメールアドレスに送信する予定の有無

携帯キャリア宛にメールを送るなら、絶対にSESは使えないですね。これ、そのうち対応していただきたいですね。
今回は、選択肢「1.  EC2上にMail Transfer Agent (MTA)を構築して配信」を選択した場合の解除申請とDNSの逆引き登録申請についてのメモです。

ちなみに、なぜ申請が必要かというと、AWS側に迷惑メール扱いにさせないためです。

では、始めます。



解除申請とDNSの逆引きの登録申請

登録申請はこちらから行きます。
https://aws.amazon.com/jp/?nc2=h_lg

スクリーンショット 2015-08-26 23.07.50

こちらの、右にある、「アカウントの管理」の「各サービスの上限緩和申請」をクリックします。

すると、上限緩和の申請画面となります。
こちらで、内容:「サービス制限の増加」を選択。
制限タイプを選択します。今回は、下の画面のように、「EC2 Email」を選択。
こちらは日本語がないので、EC2 Emailのリンクをクリックして、英語の画面を開きます。

スクリーンショット 2015-08-26 23.12.32

英語の画面がこちらです。

スクリーンショット 2015-08-26 23.12.07

以下は必須です。

Email Address*:ログインしていれば自動で記入されています。

Use Case Description*:利用内容についてを記述。構築しているサービスでメール送信をするくらいのレベルでも大丈夫でした。

Elastic IP Address 1
Elastic IP Address 2

EC2につけている、 EIP(グローバルIP)を記入。一度に2件までしかできません。プライベートIPではありません。

例:54.xx.xx.xx

Reverse DNS Record for EIP 1
Reverse DNS Record for EIP 2

こちらは、先ほどのEIPの逆引きレコードの指定となるので、通常のAレコードで申請のEIPに割り当ててあるドメインを記載します。

例:foo.yourcompany.com

これでSubmitすれば完了です。

あとは、1,2営業日以内くらいに承認メールが来ます。これで、思う存分、Eメール送信を利用してください。