rsyncコマンドでは、一言でいうと同期ツール。フォルダ間の同期をしてくれます。
ローカルマシン、リモートホストどちらでも対応可能です。
今回、リモートホストへ、バックアップをする用途で使用しましたが、帯域制限の壁に当たりました。
うちのネットワークの帯域制限が低い為に、途中でエラーを起こしてしまいます。
また、ローカルマシン内で違うパスへの同期に使用する際でもエラーになることがあります。
よくあるのが物理的には違うHDDだったりする場合や、パーティションが別の場合です。
そんなときに便利なのがbwlimitオプション。
- manページ参照
–bwlimit=KBPS limit I/O bandwidth; KBytes per second
–bwlimit=KBPS
This option allows you to specify a maximum transfer
rate in kilobytes
per second. This option is most effective when using
rsync with large
files (several megabytes and up). Due to the nature
of rsync trans-
fers, blocks of data are sent, then if rsync determines
the transfer
was too fast, it will wait before sending the next
data block. The
result is an average transfer rate equaling the
specified limit. A
value of zero specifies no limit.
- 使用例
rsync -av –bwlimit=1250 –timeout=600 /home/foo /test/test
単位がメガでなくキロなので注意。
30Mbps = 3750KBps
10Mbps = 1250KBps
1Mbps = 125KBps
これで安全に確実に同期ができるようになって、rsyncでのエラーはかなり減りました。
- 参考
rsyncのbwlimitオプション – まつぼ x Web
http://matsu.teraren.com/blog/2010/10/28/rsync-bwlimit/
Command Technica:はじめてrsyncを使う方が知っておきたい6つのルール (1/2) – ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0804/21/news013.html